Finalchiceのストーリーと世界観

─帝国に伝わる昔話
遥か遠い昔、もっとも偉大な王が世界を統一した。
しかしその子孫である愚かな王が贅沢と残虐の限りを尽くしてしまった・・・。
その酷さに呆れ果てた神は、そのようなことが二度と起きない様に「奮起」「悲しみ」「怒り」・・・
あらゆる人々の心をそれぞれ感情に分けて管理できるようにした。
しかし、その神も魔弾に倒れ、心の結晶は世界のあらゆる場所に散らばった。

─法下に伝わる昔話
遥か遠い昔、人々の前に邪悪な魔物が現れた。その魔物は世界を七日で滅ぼす力を持っていた。
しかし、五日目に神の力によって封じ込められた。その際に巨大な力が必要となり神は人の心を借りた。
神は勝つことが出来たが同時に戦いの疲れから眠られ、心は人々の手に結晶の形でゆだねられた・・・。

─この二つの昔話がどこの国にでも知られており、魔法と心の結晶が存在する世界。
ここでは結晶の存在は信じられ、神官によって護られていた。
それは約2000年前、確かに世界の危機が有ったと歴史に記されていること。
約500年前に一人の狂人が結晶を破壊し、それと同時に人々の心から何かが消え去ってしまった事実からだった。
その際に、バラバラだった世界は再び一つになり、結晶の保護が強化された。
時は流れ、世界はまたバラバラになり小競り合いを始めた。

─そして10年前、人知れず事件が起きた・・・。結晶が何者かの手によって破壊されたのだった。
しかし、今回は事情が違った。人々の心から何も消えなかったからである。
この事件は一般に公開されることはなかった・・・。

─そして現在、とある村に二人の少年が居た。
二人はとても仲がよく世界を共に旅する約束をしていた。
二人はいつものように山に遊びに出かけようとした。パンを二人分手にとって。
しかし、二人は知らなかった。一般には公開されていなかったが、
10年前の事件をきっかけとするかのように頻繁に結晶に関わる事件が起きていたことを。
また、国々の間で不穏な気配があることを・・・。

もっとも、自分たちの山の神殿に結晶があることは知っていた。
しかし、その結晶が何者かに狙われているということは知らなかった・・・。